国土交通省は2020年12月15日に「グリーン住宅ポイント制度」を発表しました。
この「グリーン住宅ポイント制度」は省エネ性能に優れた住宅の新築やリフォームをした人に商品や追加工事と交換可能なポイントを付与するものです。
これから新築、中古住宅、リフォームを検討中の方や、仕事がリモートワークになり、都市部で働く必要が無くなり地方移住を検討中の方にはお得な情報です。
もっと詳しく【グリーン住宅ポイント制度】とは?
制度の目的・概要
高い省エネ性能を有する住宅を取得する人に対して、商品や追加工事と交換できるポイントを発行することにより、グリーン社会の実現および地域における民需主導の好循環の実現等に資する住宅投資を喚起し、新型コロナウィルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図る。
国土交通省「グリーン住宅ポイント制度の概要」より
ポイント制度の内容
発行ポイントや詳細は以下の国土交通省HPやニュースサイトをご覧ください。
交換対象となる商品、工事ってどんなの?
国土交通省から発表された資料には以下のように書かれています。
・「新たな日常」、「環境」、「安全・安心」、「健康長寿・高齢者対応」、「子育て支援、働き方改革」、「地域振興」に資する商品
・「新たな日常」(テレワークや感染症予防)及び 「防災」に対応した追加工事
現時点では具体的な商品については決まっておらず、リモートワーク用に必要なスペースの設置などの追加工事に使うことが可能なようです。
今後、上記の条件から公募により選定し国土交通省HPでお知らせするとのことです。
もらえるポイントは?
・新築の場合、最大40万円相当のポイント(※特例の場合、最大100万ポイント)
・リフォームの場合、最大30万円相当のポイント
※特例の場合というのは、以下のいずれかに該当する場合です。
- 東京圏から移住するための住宅
- 多子世帯が取得する住宅
- 三世代同居仕様である住宅
- 災害リスクが高い区域から移住するための住宅
これら特例の条件に当てはまる場合は「最大で100万円分のポイント」がもらえます。
期間などの条件は?
一定の省エネ性能を持つ住宅の新築(持家・賃貸)、リフォーム、既存住宅の購入を令和2年12月15日から令和3年10月31日までに契約を締結することが条件になるようです。
他にも細かい条件がるようなのでご確認ください。
まとめ
このコロナウイルスの影響や、いつ起こるかわからない災害のことを考えて、住宅の考えが変わりつつある人も多いのではないでしょうか。
なかでも、コロナウイルスの影響で仕事がリモートワークになり、通勤が無くなり都市部に住む必要がなくなった家庭や、子育ての環境を考えて移住を検討中の家庭は、このグリーン住宅ポイント制度を有効に使うことで得をするのではないでしょうか。
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